【教員の転職】教師が転職を決める、前向きな3つの理由

私も教師から民間企業に転職した一人です。知り合いにも、何人か教職から民間企業に転職した人間がいます。

教職の道を絶って転職する理由は人それぞれですが、いくつか共通するものがあります。今回は、その「理由」を3つまとめます。

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自分が望む仕事をするため

究極的にはこれが理由です。

教師自体が自らの望む職業であるのならば、その職を全うすれば良いと思いますが、教職に求められていることと、自分が求めていることが乖離してきた場合、転職することが一番の道だと思います。

特に、公立学校の教員の立場上、自らが望む仕事はできません。自分が「〇〇をやりたい!」と、どれだけ主張しても、それが叶うかどうかは、全く分かりません。

  • 何年担任なのか。
  • 通常級なのか特別支援級なのか。
  • 何の主任になるのか。
  • そもそも、どの学校で働くのか。
  • (地方だったら)どの校種になるのか。

小学校教員が「私は歴史が得意だから、社会科で歴史に触れられる6年生担任になりたい!」と言ったところで、それが叶うかどうかは、全く分かりません。

学校内の人事権は校長にありますので、所属校の校長がどのように判断するのかで、全てが決まります。

また、学校間の異動に関しては(色々な噂はありますが)基本的に人事権を持つ教育委員会の決定事項なので、その決定には校長クラスの人間での関与することは出来ません。そもそも、校長ですら来年はどの学校で何のポジションになっているのか(降格は無いでしょうが)分からないのです。

一教師である以上、何年経験を積んでも、どこまで偉くなっても「組織のコマ」であることに変わりはありません。一つのコマとして扱われ、一つのコマとして時に生活が激変してしまう人事異動に従わざるを得ません。

本当に「自分が望む仕事がしたい!」と思ってしまったら、組織から抜け出す以外に方法はありません。

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待遇(給与や地位)を上げるため

待遇に関しても、教員から離れた方が向上します。

教員の世界は(一部の私立学校を除き)完全なる年功序列制です。ここでは年齢と経験年数が全てです。

若手教員がどれだけ成果を出しても、どれだけ学校のために貢献をしても、子供のために奮闘しても、給料は上がりません。頑張る若手より、頑張らない老人の方が給料が高いです。

「長く勤めれば、それだけ評価される」と歓迎すべきなのでしょうが、若くしてチャレンジしていきたいと考えてしまった場合、この制度では報われません。そして、昇級幅も在職年数が上がっていくにつれて小幅になっていきます。

「主任級」や「主幹級」と給与のランクを上げていくことは可能ですが、その分仕事も激務になっていきますし、上の立場になるにつれて「内部調整」が主な仕事になるので、自分の裁量で済ませられる仕事が、どんどん縮小していきます。教員は、長く続ければ続けるほど、窮屈になってしまいます。

転職すれば必ず待遇が上がるわけでは無いですが、そのまま同じ職にあっても変わりません。

プライベートの時間を確保するため

教員は激務です。

私が教員をしていた時の一番酷い例は、「午前6時出勤の午後11時退勤」です。16時間労働ですね。

一日の残業時間が8時間!…残業時間ですよ!?

休日出勤も入れると、月の残業時間は200時間前後になります。確か「過労死ライン」は月100時間…。

 

転職したからと言って、必ず残業が減るとは限りませんが、それでも何とか手は打てるようになります。少なくとも、残業代も出ずに強制労働させられる教員とは違いますから。

まとめ

教師が転職を決める、前向きな3つの理由

  1. 自分が望む仕事をするため
  2. 待遇(地位や収入)を上げるため
  3. プライベートな時間を確保するため

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。