【いじめの実態】いじめが悪化するクラスの特徴

いじめ問題が、たびたび取り上げられ世間をにぎわせます。

報道されるあまりに痛ましい事件ほどではありませんが、私も教員時代、何度かいじめ問題の指導に当たったことがあります。

加害者に対しての聞き取り、被害者のフォロー、クラス全体への指導や説明、などなど、一般的ないじめ問題に対して、現場での経験は積んできたと思います。

世間もいじめに対して寛容ではなくなってきています。国も「いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)」を施行し、国家ぐるみで「いじめ撲滅」に動いています。「第四条 児童等は、いじめを行ってはならない。」とありますので、いじめを行うということは、日本の国法を犯すことになります。「いじめは犯罪」です。

 

しかし、現実問題として、いじめは無くなりません。元教員としての経験からも、いじめは減らす事は可能かもしれないけど、根絶は難しいと思います。

なぜなら「他人をいじめる」という行為は、人間の生存本能から成される行為だからです。他人を攻撃することで、自分の立場を維持して安全を守るというのは、原始的な本能なのでしょうか。

 

いじめ自体は無くなりませんが、クラスによっていじめが悪化するクラスと、起きるけれども収まっていくクラスがあります。

今回は、そんないじめが悪化するクラスの特徴をまとめました。

※管理人は小学校教員経験者なので、その経験をもとに小学校寄りの内容になっています。

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強い言葉・マイナスの言葉が飛び交っている

強い言葉、つまり「〜だろ!」「速くしろよ!」「お前!ふざけんな!」などや、

マイナスの言葉「あ〜あ、〜しちゃった」「馬鹿じゃないの?」「だめじゃん!」「死ね!」

...などなど、他にもいろいろありますが、こんな言葉が普通に飛び交っているクラスは、間違いなくいじめが起きます。そして長期化します。

「言葉一つ」で、人の気持ちは変わっていきます。ましてや子供なら、ちょっとした言葉でも大きな傷になることだってあります。

自分の向けられたか否かは関係なく、強い言葉やマイナスの言葉は、子供たちの心に大きな傷を作ります。それが他人への攻撃的な態度や無気力な態度に繋がっていきます。

人をからかう雰囲気がある

「相手も自分と同じ痛みを感じる人間」という想像力の欠如が、いじめを引き起こします。

頭ではマズいことが分かっている子でも、クラスの雰囲気がいじめを許すような感じであれば、簡単に加害者になります。

その「マズい雰囲気」の一つが「人をからかうこと」です。

からかうとは、相手の立場を自分より下に見ることです。人をからかう雰囲気があるクラスでは、ちょっとしたからかいが、いじめに発展することがあります。

周囲も、からかい合うことに慣れてしまっているので、いじめが起きても真剣に捉えられません。

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担任と子供との関係が良くない

geralt / Pixabay

担任と子供との関係が良くないと、いじめが悪化しやすいです。

担任の行動一つ一つが子供たちにとって「ストレス」になってしまうと、そのストレスのはけ口として、いじめが起きることがあります。

また、いじめが起きても担任の指導が入りにくい、またはいじめそのものを担任の目に触れないように隠してしまうことがあります。

固定的なグループが多くある

固定的なグループが多くあると、いじめが悪化しやすいです。

グループ内で起きていることは外から見えにくいですので、いじめの兆候があっても介入・指導しにくくなってしまいます。

また、グループでの結束が強ければ強いほど、メンバーはグループ内部でのやりとりに拘り、その結束を強めるためにメンバー一人をターゲットにして他の子がいじめを行う...なんてこともあります。

まとめ

いじめが悪化するクラスの特徴

1 強い言葉・マイナスの言葉が飛び交っている

2 人をからかう雰囲気がある

3 担任と子供との関係が良くない

4 固定的なグループが多くある

他にもいじめに関する特徴はありますので、別の記事にまとめます。

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。