【学級経営】学級経営は、なぜ失敗しやすいのか?

どの学級担任も「◯◯のような学級」という理想を掲げて学級経営を始めます。

しかし、なかなか理想通りには上手くいきません。途中で「何か」が違って感じられ、その違和感がだんだん大きくなります。

「自分では上手くやってきたつもりなんだけど...」

相手は人間なので、物理法則のように「◯◯すれば、〜となり、××が起こり...」というわけにはいきません。結局は試行錯誤していくほかに、即効性のある解決策はないのですが、

学級経営上、押さえるべきポイントというものはあります。

今回の記事では、失敗しないポイントをまとめました。

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子供たち同士の関係をつくり出せない

「人が集まれば自然と仲良く、上手くいく」のは、昔の考え方のようです。

現代では、人と人とのつながりは「つくり出す」ものとして考えます。

なぜか?

それは、子供たちの育つ環境が変わったからです。

昔のように「地域の限られた環境と情報で育つ子供」は、ほぼ姿を消し、

現代は様々な情報が入り乱れ、子供が育つ家庭の考え方も様々になってきたらです。

昔のように、ある程度同じ考え方の家庭で育っていれば、

「阿吽の呼吸」ではないですが、相手のことが自分のことのように理解できたと思います。

しかし現代では、隣の席にいる子ですら、どのような環境で育っているのか見当がつきにくくなりました。

また、簡単に個人で遊ぶことができますから、子供たちは集団で関係をつくることになれていません。

 

そういった状況を考えると、ある程度は「教師主導で子供たちの関係をつくる」ことを考えた方がいいと思います。

具体的な方法は、チームビルディング論やプロジェクトアドベンチャーなど、みんなで協力して何かを達成したり、考えたりするプログラムを定期的に行ってみてください。

というか、子供たちと一緒に遊んでください。

難しいことを始めるより、それが一番手っ取り早い方法です。

経営の成果が出る前にあきらめる

どのような業種もそうですが、すぐに成果がでる「経営」はありません。

ある程度、種まき、水あげ、草取り、肥料あげ、の育てる時間があってこそ、収穫があるのだと思います。

もしかすると、まだ「収穫」以前の段階なのかもしれません。

あきらめずに、自分の信念の通り、やるべきことを続けてみてください。

経験した者の手応えとして、最初の「収穫」があるのはだいたい3ヶ月から半年経過してからだと思います。

自分の思っている「理想状態」が、少しだけ形として見えてくるのは。

そこまで、がんばってみる必要はあるかと思います。

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自分自身が評価されていることに気づかない

これが大きな失敗原因だと思います。

どんな担任も子供たちから見られています。

そして、

「この先生は上手く教えてくれるかな?」

「この先生とは良い関係がつくれるかな?」

などなど、いくつかのポイントで値踏みをしています。本当に。

自分が子供たちから、毎日毎日評価されていると思ってください。

そう思っていれば、子供にとって理不尽な行動は取らなくなります。

 

・休み時間は守らせるのに、授業時間はいつも延長する

 ・授業が単調でつまらないのに、やる気がないと怒る

 ・話を聞けと怒るのに、先生は話を聞いてくれない

 

「なんで、あの先生が嫌なの?」

子供に聞くと出てくる、おきまりのセリフです。

子供といっても「一人の人間」なので、その人格を尊重してください。

 

必要以上に、子供にすり寄らなくていいですが、

自分自身は子供にみられている

ことを忘れなければ、間違いはないと思います。

まとめ

学級経営失敗のポイント

1 子供たち同士の関係をつくり出せない

2 経営の成果が出る前にあきらめてしまう

3 自分が評価されていることに気がつかない

この3点を意識するだけでも、かなり変わってくるかと思います。

ぜひ、素晴らしい学級経営を!

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。