以前の記事で「先生は恋の相手をどこでみつけるか?」をまとめました。
今回はそこから一歩先に行って、「相手と付き合いはじめたけど、先生的に気をつかう」ことをまとめます。
平日の仕事中、ずっと恋愛モードなわけではないので、休日だけそのモードに切り替えればいいじゃないか、ということなんでしょうが、「先生」という職業柄、中々そんな分けにはいかなくなったりします。ちょいちょい、気を使う場面が出てきてしまいます...。
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自分の学区を歩きにくい
公立の小・中学校の先生は、そのほとんどが自分の「学区」をもっています。
公立学校は地域に根ざした存在なので、ある一定の地域と深く関わり、子供もその地域の子が通うシステムになっています。
「学区」とは、自分の学校が子供を受け入れる地域全体の事を指します。
高校や私立学校、一部の選択制をとっている小中学校ではその限りではありませんが、それでも「ある程度」自分の学校と関わりのある地域が生まれます。
学校の周りの商店街とか、団地とかね。
問題は「自分は相手をよく知らないけど、相手は自分を良く知っている」という状況で起きます。
まず「学区」には自分の学校に通う子供たちが生活しています。子供たちがいるということは、その保護者たちもいます。そして、そんなに話したことないのに、なぜか「◯◯せんせー!元気ー!?」と気軽に話しかけてくる、地域のおばちゃんがいたり...。
そう、自分の学区では、意外と有名人だったりします。
そんな「有名人」が恋人を連れて歩いていたら...。
たちまち、その界隈で有名になってしまいます。
もし学区に一歩でも踏み込んでしまった場合、自分は見つかってないつもりでも、校内や保護者との話の中の「うわさ話」として、
「◯◯先生と△△先生が手をつないで歩いていたみたい」
「××先生が駅前で◎◎先生と待ち合わせしてた」
といった内容が、暴速で拡散することになります。
「校内恋愛」なら、校内からの視線も気になる
以前の記事でも書きましたが、学校の先生は校内で相手を見つけることが多いです。
そんな校内恋愛を始めた場合、一番気にするのは一緒に働く校内からの視線です。
どんな職員室にも「情報屋」はいるもんです。比較的「情報屋」になりやすいのは、様々な先生や保護者と日常接する機会の多い保健室の先生、事務室の人たちです。子供と接する職ではないので、一般には馴染みが薄いと思いますが、職員室が学校の表の顔だとすると、事務室は裏の顔...だったりします。学校にもよりますが。
管理人は初任者教員時代、先輩に、
「保健の先生と事務室の人たちと仲良くした方がいい。間違っても絶対に嫌われちゃダメだ。」
そんな教えを受けましたが、その意味は「情報源と仲良くする」ことなんだと、数年経って理解しました。
今回の恋愛事情の件でも、情報屋は力を発揮します。
本人たちが気をつけていても、
「あの先生とあの先生、退勤時間が近いから、たぶんくっついてるよ」
「◯◯先生の服の趣味が最近△△先生の好みっぽくなった...怪しいね」
「××先生と●●先生は、職員室で全然会話しないけど、この前準備室で一緒にいるところを見たよ」
そんな情報が情報屋には自然と集まってきます。
「校内恋愛」をするには、学区にも校内にも気をつけた方がいいです。
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保護者に見つかったら、一発アウト
管理人の体験談です。
とある休日、ホームセンターへ買い物に行きました。入籍前の彼女(今の妻)と一緒でした。
「あっ、◯◯(管理人の名前)先生!」
店内で呼び止められ、振り向くと私の血の気は引いていきました。
保護者のお母さん方の中でも、抜群の発言力と拡散力を誇るSさんが、立っていました。
彼女と繋いでいた手をとっさに離し、
「こっ、、こんにち...わ..」
そんな、しどろもどろな挨拶をする私に対して、
「...彼女と一緒なら、サングラスでもかけた方がいいよ♪」
Sさんは余裕な笑みをこぼし、去っていきました。
次の日さっそく、
「◯◯先生(管理人の名前)!昨日、女と一緒に買い物してたんでしょ!」
元気のいい男の子(Sさんの子)の一言から、私と彼女との関係は校内に一気に拡散していきました...。
そう、保護者に見つかったら逃れる術はありません。
「先生の恋愛事情」は保護者(特にお母さん)にとって、最高のワイドショーネタなのです。
保護者会やPTA行事などで、挨拶代わりに
「ねぇねぇ、◯◯先生がこの前彼女とね...」と始まります。
自分が逆の立場(保護者側)だったら、話したくなる気持ち、噂にしたくなる気持ちは良く分かります。
ですので「学校の先生」とていは、見つからないようにするしか対策は無いです。
噂になりたくないのであれば。
まとめ
1 自分の学区では見つかる可能性大
2 校内恋愛では、校内全ての人に気をつかう
3 保護者に見つかったら、一発アウト!
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