【学校教師を目指す!】高校教師に向いている人 5つの特徴

「高校教師」に向いている人についてまとめます。

中学教師に似ているところもありますが、違うところも多いです。

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自分の専門科目を突き詰めたい人

小学校は「学級担任制」、中学校は「教科担任制」ですが、高校も中学校と同じく「教科担任制」です。教員は自分の専門科目(免許を持ち、教員として採用された科目)を教えます。

しかし、中学校と異なるのは、科目が細分化されていることです。

・「理科」の教員免許を持つ人

中学校教員→担当する科目は「理科」

高校教員 →担当する科目は「物理」「化学」「生物」「地学」のどれか(授業の名称はさらに異なります。)

 

・「社会」の教員免許を持つ人

中学校教員→担当する科目は「地理」「歴史」「公民」

高校教員 →「社会」の免許自体が、さらに「地理歴史」「公民」に細分化。担当科目も「日本史」「世界史」「地理」「政治経済」など

このように、中学より細かく分かれているのが、高校教員が担当する科目です。

なので、「歴史が好きだから、地理や公民も教えなきゃならない中学校より、歴史に専念できる高校教員の方がいい!」っていう人もいるでしょう。

逆に、「私は地理も歴史も公民も好きだから、中学校教員になりたい!」

...人それぞれですね。

とにかく、中学校の科目より、より自分の専門科目を極めていけるのが高校教員の担当科目です。

生徒の進路指導に密に関わりたい人

進路指導は中学校にもありますが、高校の方が、より一人一人に合った進路指導が望まれます。

中学校を卒業した子のほとんどは、高校へ進学します。高校進学率は、ほぼ100%に近いのが現状です。

ですので、中学校を卒業した子の進路指導といえば、

「どの高校を受験するのか」

「推薦をどうすのか」

「面接対策をどうするのか」

とにかく『卒業生をどの高校へ進学させるのか』その一点に付きます。都心部なら受験先も多彩になるでしょうが、地方ですと受験先もある程度限られてくるので、

「君の成績だと...このへんが妥当かな?」

なんてことになります。(最近は、情報も進学先も昔よりは多彩になりましたが)

 

高校卒業生はそうではありません。

現代では、卒業生のほとんどが大学や専門学校に進学するようになりましたが、就職を希望する生徒も一定数いますし、進学者の希望先も全国規模になります。沖縄の生徒が北海道の大学に進学しても、何にもおかしくありません。

その学校の特徴や生徒の状況によって、ある程度進学・就職先に傾向はあると思いますが、進路指導の大変さは、中学の先生の比では無いと思います。

逆に「自分の人生を踏み出す第一歩を支援したい」と考える人は、より一人一人に合った進路指導ができる高校の教員が向いているのかと思います。

Pexels / Pixabay

大学受験対策に興味と関心がある人

大学進学率が6割前後になっている現代では、高校の学習指導・進路指導として「大学受験対策」が欠かせなくなってきました。

また、地域の子供を無条件で受け入れる公立学校が大半の中学校と異なり、

多くの学校の中から受験生に「選ばれ」なければ運営できないのが高校です。「受験生0」なら、ゆくゆくは廃校ですからね。

「選ばれる」要素は色々ありますが、その中でも売りになるのは「大学進学実績」です。

自宅から同じくらいの距離にある、「A校」と「B校」のどちらに進学しようか迷ったとき、

「A校」・・・東大進学率20%!大学進学率90%!

「B校」・・・東大進学率0%!大学進学率40%!

別に、大学へ進学する気がなく、進学するにも東大を目指していないのであれば、こんな比較はどうでもいいのですが、「世間的な売り文句」にはなります。

そういった学校運営上の事情もありますが、「大学入試対策」への専門性が求められる立場でもあります。

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その学校のカラーに、自分を合わせられる人

一口に「高校」といっても、学校の様子は多種多様です。

高校の形態だけでも、

・普通科

・工業科

・農業科

・商業科

・総合科

などの種類がありますし、同じ普通科でも「トップクラスの大学進学」を目指す学校なのか、「とにかく大学進学」なのか「専門学校も視野に」なのか、色々と違ってきます。

高校教員として大切なポイントは「自分が勤務した学校のカラーに自分を合わせる」ことです。

同じ「数学教員」だったとしても、進学校と底辺校では授業スピードも、応用問題への取り組み度合いも違ってきます。

「私のやり方はこうだ!付いて来れない生徒が悪い!」では、上手くいかないことが多いです。

その場その場の生徒の状況に合わせた、指導方法が求められます。

下積み時代が長くても、耐えられる人

最後に、これです。

小学校、中学校と比較すると高校教員は採用されるまで、そして正規教員として雇われるまでの期間が長いです。つまり、「長い下積みに耐える」ことが必要です。

小学校、中学校と比較して、高校は学校数が単純に少ないです。少ない上に、採用科目は中学校以上に細分化されています。

ということは、自分が持っている免許が比較的取得しやすいものであったなら、志願者が集中して採用試験に合格しずらくなる...ということです。

管理人の友人にも高校教員がいますが、正規教員として採用されるまでに5年〜10年くらいかかるそうです。もちろん、飛び抜けて優秀な人は一発合格なのでしょうが...。

その「長い下積み」を覚悟しても「高校教員になる!」との想いが強い人が、晴れて高校で授業をすることができるのだと思います。

まとめ

高校教師に向いている人まとめ

1 自分の専門科目を突き詰めたい人

2 生徒の進路指導に密に関わりたい人

3 大学受験対策に興味・関心がある人

4 その学校のカラーに自分を合わせられる人

5 下積み時代が長くても、耐えられる人

小学校や中学校に比べて、より採用されるまでの難易度が上がりますが、それでも魅力的な部分が多い高校教員。覚悟があれば、目指してください。

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。