【教員の指導技術】相手に伝わる、うまい話し方・伝え方

「自分の話が上手く伝わらない」

「なんで、いつも誤解されるのか」

「一生懸命話しているのに、まったく理解されていない」

多くの人が「伝える」コミュニケーションの悩みをもっています。

私も、教員時代、どうしたら子供たちに伝わる話ができるのか、

何をすれば、自分の思いが伝わるのか、

何度も試行錯誤しながら、悩み続けました。

その中で、いくつかのヒントを見つけましたので、

今回はそれを書きます。

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相手の様子をよく見る

「相手のコップを、まず空にする。そして自分の水を入れる。」

どこかの格言です。水で満たされているコップには、新しい水は入らないということです。

人間、誰でも自分の考えや思いをもっています。

そこへいきなり「◯◯を聞け!」「◯◯を理解しろ!」といっても、無理があります。

相手がこちらの話を聞こうとする態度にならない限り、

こちらがどれだけ話しても無意味だということです。

相手の様子を観察し、どのタイミングなら自分の話を聞いてくれるのか。

例えば、何かリラックスした時なのか、

例えば、何かの行動が一段落ついたときなのか、

相手によって、状況はまちまちですが、一番受け身になりそうなタイミングをよく観察することです。

 

相手が関心をもつことから話す

ギャンブルが好きな人に、始めから貯金の大切さを話しても、聞いてもらえないと思います。

インドア派の人に、登山の素晴らしさをいきなり話しても、伝わらないと思います。

相手が何に関心をもっているのか、よく観察することです。

そして、関心をもっていることと、自分が話したいこととの共通項を見つけると話がスムーズに伝わりやすいです。

先ほどの例で言うと、

ギャンブルと貯金は「お金」というキーワード

インドアとアウトドアは「時間の過ごし方」というキーワード

になります。そのキーワードを一本の道だと考えて、

片方の話題から、もう一方の話題へ、うまく道を進んでいくイメージになると、話が展開しやすくなります。

この例は、対極にある要素にしましたが、

相手が関心をもつことを入り口にすると、

無理なく話題が展開できます。

 

相手が分かる言葉をつかう

小学校教員時代、私は5つの言葉を使い分けていました。

別に、私が多言語話者なのではありません。日本語と英語(ほんのちょこっと)しか話せません。(日本語ですら、最近まともに話せているのやら...)

5つとは、

低学年(1・2年生)に対する言葉

中学年(3・4年生)に対する言葉

高学年(5・6年生)に対する言葉

教員仲間に対する言葉

そして、保護者や地域の方に対する言葉

の5つです。

言葉を分けるということは、

相手の立場や情報に対して、こちらの言葉や情報を調整する

ことです。

例えば「起立」という言葉。

これは、入学当初の1年生には使えません。

もちろん、知っている子もいますが、「立ちましょう」と言うのが、相手に対して伝わる言葉を使っていることです。

他にも、教員界の専門用語は外の世界では通用しないので、

同じ大人でも、教員と保護者や地域の方に対しては言葉を使い分けます。

 

このように、相手が分かる言葉を使う必要があります。

自分が使っている言葉は、意外と相手に伝わりません。相手の様子を伺いながら、自分の言葉を上手に調整するスキルは大切です。

 

まとめ

一言でまとめてしまうと、

相手をよく観察しましょう

になるでしょうか。

自分と相手とが居て成り立つのが、コミュニケーションなので、

相手に敬意を払いながら、会話をしていくと、うまくいくんじゃないかなと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。