【初任者教員の必要知識】学力を上げるには、勉強だけじゃだめ?

いつの時代でも

「偏差値」「入試合格」「高学歴」

など、学力に関する話題は、みんなが気になるところです。

お子さんがいる方や、学校の先生方は

「学力向上」

ワードに、とても関心があるかと思います。

今回は、特に!そんな方々へ、

学力は勉強だけじゃ伸びない!

というまとめを書きました。

キーワードは、

非認知能力

です。

<スポンサーリンク>


非認知能力とは?

簡単に言ってしまうと、

「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」

人間の気質や性格的な特徴のようなものです。

それに対して、IQや学力テストで計測される能力は、

「認知能力」

と言います。

一般に「優秀」「成績が良い」と言われる人の能力は、

「認知能力」のことです。

「非認知能力」とは、どんな能力なの?

代表的なものを、数個紹介します。

自己認識

自分に対する自信のことです。

非常に遠い先にあるゴールに向けて、

興味を失わず、努力し続けられる力でもあります。

意欲

やる気や意欲のことです。

どのような物事にも、とりあえず興味をもって取り組む力です。

自制心

意志力や精神力の強さのことです。

つまりは、「がまん」する力。

他にやりたいことや、楽しいことがあっても、

目の前の仕事をやり抜く力です。

メタ認知ストラテジー

自分の状況を把握する力です。

周囲の様子や自分に対する対応などから、

自分が置かれた立場を把握する力です。

社会的適性

社会性やリーダーシップの力です。

他者と良好なコミュニケーションを取る力です。

回復力と対処能力

辛い事、上手くいかない事があっても、

すぐに立ち直ったり、うまく対応したりする力です。

創造性

物事を工夫する力です。

 

...などなど。

詳しく知りたい方は調べてみてください。

<スポンサーリンク>


非認知能力は、なぜ大切?

心理学的な分析によると、

非認知能力は、認知能力を形成する上で必要なもの

だそうです。

そもそも、この力がないと、学力も上がんないわけですね。

また、

将来の年収、学力、労働市場での成果にも大きく影響する

ことが、明らかになったそうです。

つまり、学校で知識を覚えてテストでいい点を取るような、

「認知能力」を鍛える訓練よりも、

学力テストでは計測できない、

「非認知能力」を鍛えることが人生の成功に関わってくる

ということです。

どんなに勉強ができても、

やる気が無くて、コミュニケーション能力が無い人は、

社会で活躍できませんよね?

非認知能力は鍛えられる?

鍛えられます!

成人後まで、鍛えられる可能性があるものが、少なくないそうです。

例えば、

「自制心」は筋肉のように鍛えることができます。

筋肉を鍛えるには、継続と反復です。

何かを繰り返し、継続的に行うことで向上します。

また、

「細かく計画を立てて、

 できたことを記録して、

 どこまでできたか自分で認識する」

ことが、自制心を鍛えるのに有効です。

 

「やり抜く力」は、「しなやかな心」を持つことで鍛えられます。

「しなやかな心」とは、

「自分の能力は、努力によって後天的に伸ばすことができる。」

と信じることです。

考え方を変える、身につけるだけでも、能力が伸びるんですね。

 

まとめ

非認知能力は、大切な力です。

学力テストに代表される「認知能力」よりも、

性格的な特徴である「非認知能力」を伸ばす事の方が、

将来の成功にとって、非常に重要です。

人生の長い期間にわたって、計り知れない価値をもつ、

「非認知能力」に、もっとスポットが当たるといいですね!

 

参考文献

中室牧子「『学力』の経済学」Discover 2015年

 

<スポンサーリンク>


コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。