【教員の指導技術】子供を上手くほめる3つのポイント

子供に大人の言うことを聞かせたいとき、極端に言うと大きく2つのやり方があります。

「ほめる」か「しかる」です。

もちろん、どちらが正しいと決まったわけではありません。

「この瞬間はこのやり方」と決まったわけでもありません。

その場面では、ほめなければいけないかもしれないし、

時と場合によっては強くしからなければなりません。

 

ですが、大人の手段的な話とは別に、子供の気持ちはいつでも、

ほめられたい

一心です。

子供はあえて「しかられる」ような行動をする時がありますが、それも「大人に見られたい、認めてもらいたい」という心理かもしれません。

 

大人が子供に接するとき、この2つ「ほめる」と「しかる」を上手く使い分けられることが理想ですが、大人の中には「ほめる」が苦手な人が多いように思えます。

人を名指しで評価することを美徳と思わない「日本人的気質」なのか、

学校でも家庭でも常にいい子でいた「良い子ちゃん気質」なのか、

ほめる前に反省をし続けることを良しとする「体育会系気質」なのか。

 

今回は、大人が子供を上手にほめるポイントを3つまとめました。

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ハードルを下げる

その子の行動について、

まずは「できて当たり前」から「できることが素晴らしい!」に、

見方を変えることから始まります。

その子に対する「期待のハードルを下げる」のです。

 

期待をしないわけではありません。期待をもって、期待のハードルを下げるのです。

大人は無意識に子供に対して期待をしてしまいます。

「このくらいできて当たり前!」とか「◯歳だったら、当然できるでしょう?」とか。

けれど、その期待が子供にとっては、意外とプレッシャーになっていたりします。

 

そして、いざ「できなかった」ときに、その子に対する失望が「怒り」に転じてしまうのです。

 

もともと「期待していない」ように心を整えておけば、

子供が何かをできたとき「スゴいじゃない!」と心から思えるようになります。

 

大人が「ハードルを下げる」ことが、双方にとって良いことにつながります。

 

困った行動をしていないことをほめる

「ほめるポイントの無い子」

そんな子に関わってる大人は、そう思ってしまいます。

そこで逆転の発想。

時に「何もしていない状態」をほめることもアリです。

 

困った子は、いつも何かをやらかしています。それで周りの大人の不評を買い、なんだかんだ怒られてしまっています。

そんな子でも、いつもいつも悪行を働いているわけではなく、時に「何もしていない」ことがあります。

「いつもは壁をけるけど、今日はけっていない」

そんな時、大人がすかさず

「いつもの〜を今日はやってないね!えらい!!」

と言ってしまいます。

どんな子でも、ほめられることに敏感ですから、それを繰り返していけば、いつか「困った行動」が少なくなるかもしれません。

 

その子なりの努力をほめる

前二つの話と似てきますが、その子なりにがんばったことを最大限にほめてあげます。

「努力」「がんばり」の規準は人によって違います。

特に、大人と子供では天と地ほど違います。

子供にとっては「めっちゃくちゃがんばった」のに、

大人からすれば「本気出したの?」と感じられる場合があります。

 

それでもその子なりにがんばったことを、少しでも努力したことを見つけてほめてあげることで、子供はとても満足します。

大人には子供のがんばりを見つける感性が必要かもしれません。

 

まとめ

子供を上手くほめる3つのポイント

1 ハードルを下げる

2 困った行動をしていないことをほめる

3 その子なりの努力をほめる

 

ほめることはゲームです。

「子供のいいところさがしゲーム」だと思って、大人も楽しんでやっていくと、肩の力が抜けてちょうどよくなるのでは、ないでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

おーかど

元教職歴7年です。 教員時代は1年生から6年生の学級担任と特別支援教室の担任の経験をしました。子供達曰く「楽しくて恐ろしい?先生」だそうです。色々、叱り過ぎたかなぁ・・・。 妻と娘との3人暮らしです。 箱から出しまくったティッシュを静かに戻したり、散乱したおもちゃをけなげに片付けたり、腕を引っ張られてもだまって付いていったり、と、娘の育児に奮闘するイクメン・・・のつもりです。いや、ママには勝てません! 趣味は、サイクリングに読書に登山にスノーボードに、と目新しいものに片っ端から手を出しています。